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パンぱんだはなぜ私を魅了してやまないのか

前回の記事を読んでくださった方はもしかしてご存知かもしれないんですが、私、パンぱんだがすごく好きです。

パンぱんだは私にとって、沼落ちのきっかけであり、一番リピートしている関ジャニ楽曲であり、たまに感極まって泣いてしまう曲でもあります。でも、何がそんなに刺さってるのか具体的に説明できない。関ジャニを布教するとき、どこかの段階で必ずパンぱんだを見せるけど私が狂ってるのだけが伝わって終わる。

 

こんなに好きなのになぜ────────

 

このままじゃいけない、好きなところをきちんと言語化しよう!そう思って、パンぱんだがなぜこうも私を惹きつけて離さないのか、その理由を自分なりに考えてみました。今回はGR8ESTのパンぱんだを軸に考察を進めます。多いに主観ですし、これはメモなので読んでくださってる方はハァ〜そうか〜〜ぐらいのスタンスでいてくださると幸いです。

 

 

パンぱんだのすごさは、他の要素は全て捨て置く度胸、かわいいに振り切った純度100%のキュートさにあると私は思います。

曲を聴いてるだけでも最初から最後までばっちり可愛いのはもちろんなんですが、舞台袖から次々に出てくる動物たち、黒と白で統一された部屋着風ゆる衣装、そして本人たちが着るぱんだの着ぐるみ、曲だけでもお腹いっぱいなのに、これでもか、これでもかと可愛い要素を上乗せしてくる。まさに可愛いの椀子そば状態。

小道具や衣装、ダンス、全部すごいです。全部すごい。ひょっこり顔を覗かせて始まって、最後は手を繋いで帰るの、何?動くたびにパタパタ揺れるぱんだの耳、何?37歳の膝出てるけど、何?

観客は可愛いの海に溺れ、何が起こってるかわからない状態に陥ります。プチパニックです。そしていつの間にか終わるのです。記憶はほとんど残りません。パンぱんだの演出からは、今までに類をみないほど可愛いものを作り上げてやろうという気概を感じるんですが、その試みは大成功です。

 

でも、パンぱんだの可愛さをあの高みまで押し上げているのはそれだけじゃないように思います。

以前こういうツイートをしたんですが

過去に披露された横丸パンぱんだを見て行くと、一回目、2011年から2012年にかけて行われたFIGHTコン*1ではパンぱんだの前は錦戸亮さんによるスケアクロウ。二回目、昨年行われたグレコ*2では、tornでしたね。

どちらも暗めの照明が当てられる楽曲で、tornに関してはカッコよさを全面に押し出したダンス曲です。ジャニーズのカッコいい人たちが得意としそうな楽曲だし、30代に入っている彼らがやるにふさわしい落ち着きもあります。そう、男性アイドルのコンサートと言われて私が想像するのは多分こういう曲なんです。しっとり沁みるバラードや、カッコいい曲が続く中、私は期待します。この後横山さんはどんな曲をやるんだろう...丸ちゃんはどんな風に魅せてくれるんだろう...当然想像するのはtornのようなカッコいい曲です。そういう流れができてるんですから...…なのに始まるのは空前絶後の幼稚園ソング、これ、どう思いますか?

カッコいいど真ん中を撃ち抜き観客をメロメロに仕上げた後に続くのがパンぱんだなの、どう考えてもおかしくないですか?温度差がすごい、チャンネル変わっちゃったかと思う、いや、どっちが夢?みたいになる。到底想像できなかった何かが完璧に仕上がって出てくる。とにかく混乱する。

有無を言わせずぶつけられる可愛さ、誰にも文句は言わせない、だって可愛いもん。そんな声まで聞こえてきそう。そう、文句は言えない、だって可愛いもん.........................

 

仮にも成人男性が歌う曲の中で幼稚園感を助長する演出をする、私はパンぱんだのそんな所に痺れてるのかもしれないと思いました。

 

さて、ここまで大人が本気を出してありったけの可愛いを詰め込んでいる件について書かせていただきましたが、ここで驚きの事実です。ここまでゴッテゴテに作られたステージで、その全てが霞むぐらい、真ん中で踊る二人が何より一番可愛いんです!!!!!!!!!!!!

びっくりしませんか?わたしはびっくりです。

にこにこ寄り添う二人、はしゃぐ二人、観客置いてけぼりで丸ちゃんのパーン!を欲しがる横山さん、ドッキリでスーツを着て出てくる丸ちゃん、全部いいです。全部いい。何より二人が楽しんでることが伝わってくるのがいい。そう、パンぱんだはセトリに組み込まれる楽曲の一つでありながら、最初から最後まで二人の仲良しっぷりを堪能できる時間でもあります。

また、外せないポイントとして、横山さんの意外なまでの積極性があります。パフォーマンスにおいていささかクールに振舞うことが多い横山さんですが、パンぱんだではほかに類を見ないほどの積極性をのぞかせているのです。

例えば、グレコンパンぱんだ中盤の2人が寄り添って立つシーン、歌詞が丁度「さようならお星様…」にかかる部分で横山さんは始終ぴょんこぴょんこ体を揺らしています。丸山さんを見る限りそのような振りはなさそうなので、あれは横山さんのアドリブと仮定することができます。楽しそう。また、曲中特にその積極性を感じられるのが、「パーンぱんだ〜…パーンぱんだ〜…」と掛け合いながら手を繋いではけていくラストです。グレコンDVDでは残念ながら見られませんが、FIGHTコンのパンぱんだでは「(強く)パン!て言うなよ!パンて言うなよ!」とはしゃぐ横山さんや「最後は2人で言うか!」と逆に強めのパン!に丸山さんを誘う横山さんが見られます。普段の積極値が30だとすればパンぱんだでの積極値は120。楽しそう。

パンぱんだの何が横山さんをそうさせるんだ…と考えた時、そもそものコンセプトやアドリブしやすい振り付けのシンプルさなどいくつか要因はありそうなものの、一番大きいのは相方が丸山さんだという点な気がしています。DVDやほかの映像を見る限り、パンぱんだ以前から丸山さんには特にだる絡みしたり無茶振りしたりすることが多い横山さん。わたしは、パンぱんだにおいても丸山さんがいるからこそ安心してのびのび振舞っているのではないだろうかと想像しています。丸山さん、いつもありがとう。そもそも、登場シーンからすでに楽しくてたまらないというような笑顔を見せてくれているので、それが答えなんでしょう。横山さん、絶対にパンぱんだがお気に入りです。

 

演出やセトリがパンぱんだの魅力を増幅させ、それがハマるきっかけになっているとしたら、曲中の表情や振る舞いから想像できる2人の関係性や横山さんの弾けっぷりは私がパンぱんだから逃げられなくなった理由な気がします。

パンぱんだ、本当にシャブですね。

 

おわりに

全く論理的ではありませんでしたが、これを書いたおかげで今後はもう少し冷静に布教できそうな気がしています。パンぱんだを見るたび新鮮に可愛さに殴られて、二人の仲良しっぷりに泣いて、勝手に騒いで勝手に息切れして倒れていたのはこういう訳だったみたいです。パンぱんだはスポーツなんでしょうか、永遠に見続ける試みをしたら2キロぐらいは確実に痩せそうな気がします。なにはともあれ、パンぱんだに出会えて本当によかった。今まで魅力に気がつかなかった人も、もう既にパンぱんだに狂わされている人も、いいパンぱんだライフを送れますように。

そして願わくば、来たる十五祭でパンぱんだが見られますように!